インプラント
歯を失って悩んでいる方に・・・

歯は、目で見える部分の歯冠と、それを支える歯根からできています。歯を失うということは、それを支えている歯根まで失ってしまうということなのです。
従来は、歯を1本失った場合、両隣の健康な歯を削って、その歯を利用して固定式の人工歯をかぶせていました。これが“ブリッジ”や“差し歯”と呼ばれている治療法です。奥歯で、隣に歯がない場合は、金属製のバネで入れ歯を支える方法を行っているのです。
けれども、人間の“噛む”という行為は、想像以上に強い力を、歯とあごにかけています。奥歯1本あたりにかかる荷重は、その人の体重にほぼ等しいといわれていて、それがブリッジだと、約1.5倍になってしまいます。
ですから、両隣の削られた歯は痛みやすく、この歯がダメになると、さらに広い範囲のブリッジにつくり直さなければならなくなります。そうしているうちに、全部の歯がダメになるということも十分考えられるのです。
このような悩みを抱えている患者様のために、私たちのクリニックでは、インプラント(人工歯根)による治療を行っています。失われた歯根の部分に、人工の歯根を埋め込んで、歯をつくるのです。インプラントでは、残っている健康な歯に負担をかけることがありません。あごの骨には自然の歯と同じような刺激が伝わり、自然の歯と同様の力をかけることができるため、骨の変形も少なくなります。
私たちのクリニックでは、開業以来約1200症例、インプラント手術を行っています。インプラントは10年間は保障し、万が一不都合があった場合には、無料で再治療をいたします。

インプラントの利点
  • 歯を失ったことによる食べ物の制限、不快感など、さまざまな不満を解消できます。
  • 義歯がしっかり固定されているので、入れ歯によくありがちな“すべり”や“ずれ”がありません。
  • 天然の歯と区別が難しいほど、自然で美しい仕上がりです。審美的にも優れています。
  • お手入れが簡単です。
  • 歯を1本失った方でも、すべて失った方でも、行えます。
インプラントの治療ステップ
  • STEP1
  • STEP2
  • STEP3
  • STEP4
  • STEP5
  • STEP6
  • STEP7
  • STEP8
問診

まず、記入していただいた問診表を見ながら、黒田院長が患者様のお口の中の状態と全身の健康状態を詳しくお聞きします。
そして、治療の流れをていねいにご説明します。

総合資料を作成
成城インプラントセンター

担当の歯科衛生士が、治療のための総合資料を作成し、診断に必要なお口の中全体の精密検査を行います。
精密検査の詳しい内容は → 初めて受診される方へ「3 精密検査」

総合資料の説明

作成した総合資料をお見せしつつ、インプラントが入った最終段階をイメージしながら、黒田院長が治療計画をお話します。
インプラントが入ったお口の中の状態を模型で作成して、完成形を患者様に確認していただいてから、治療を行います。歯型の模型、最終的に出来上がったときの歯の模型、透明なプラスチックでできた“ステント”という歯型などを見ながら行うので、出来上がりがしっかりイメージできます。
透明なプラスチックで出来た“ステント”という歯型を口の中にはめた状態で、CTスキャンで撮影します。また、デジタルパントモというデジタルフィルムでも撮影します。3DのCT画像はよりリアルに出来上がりを予想するのに役立ちます。
これは最終的に歯が入った段階を見通した“トップダウントリートメント”という治療計画で、これを行うことで、より美しく自然な仕上がりになります。

インプラント治療の最終説明

これら3DのCT画像とデジタルパントモのフィルムを見ながら、最終的な説明を再度いたします。インプラントが入ったときの状態を画像でお見せしながら、手術の内容や手術当日の注意をお話します。

インプラント埋入手術

インプラント手術は、黒田院長ほか、スタッフ4人以上で対応します。手術は、クリーンルーム(無菌室)という手術室で行います。また、消耗品はすべて使い捨てのディスポーザブルのものを使用しています。
手術には、歯科麻酔医がつきそい、すべての患者様に安全な手術を行えるように万全を期しています。局所麻酔と静脈内鎮静法の麻酔を併用して行いますので、手術は寝ている状態で痛みもありません。
また、手術後はリカバリールームで点滴を受けるため、ゆっくり休んでいただけます。目が覚めたあとも体がとても楽です。

従来は、インプラントを埋入する一次手術の3~6か月後に行う二次手術(歯の土台となる連結部をつくる)で、インプラントの頭を出し、歯ぐきを開いて仮のジョイントをつなぎ、人工の歯をつける準備をし、その上に仮歯を入れてきました。
新しいインプラント埋入手術では、これが1回の手術で可能になりました。それは、あごの骨に埋め込むインプラントの素材の違いにあります。このインプラントの材質は、当クリニックでは純チタンに酸処理をしたものを使用しています。チタン表面に特殊な酸処理をした材料を使うことで、すぐにかみ合わせることができるという利点があり、今まで3から6か月かかっていた仮歯をその日のうちに入れることができます。
従来のインプラントと異なり、より精密で優れた素材で、長期間の使用が可能なインプラントです。この方法はスウェーデンで開発され、5~6年前から行われるようになった新しい技術で、今、欧米諸国ではトレンドとなっている方法です。

フラップレス即時荷重術式
1. 検査・診断 安全、確実なインプラントには精度の高い検査と診断が大切です。
レントゲン写真だけの診断ではなく、CT撮影による検査を行うことで、神経までの距離、骨の幅や質などを確認できるというメリットがあります。これらの精密検査で得られたデータを見て、インプラント治療の正確な診断ができます。
2. コンピュータ・シミュレーション 最新のコンピュータ・シミュレーション画像を使って、完成画像をつくります。
三次元でインプラントの完成画像を作成しますので、術前にあごの骨の状態を正確に確認できて、最良のインプラント治療を可能にします。このコンピュータ・シミュレーションをおこなうことで、歯茎を切らずにインプラントを装着することができるのです。
3. フラップレス術式 歯茎を切らずに、丸く穴をあけるだけで、インプラントを挿入できます。
フラップレス即時荷重を行うには、術前のCT撮影による精密検査とコンピュータ・シミュレーション画像が不可欠です。従来のインプラント手術のような、切開、剥離(はくり)、縫合(ほうごう)のステップがいらないため、手術時間も短縮できます。さらに、出血もほとんどなく、術後の腫れや痛みも少なくなり、患者様の負担が少ない最新の手術です。
成城インプラントセンター
本番の歯を作る

下の歯は3か月後、上の歯は4か月後に来院していただきます。歯ぐきが落ち着いて歯とインプラントが完全に結合した時点で、仮歯をはずして、本番用のジョイントと人工の歯をつくるために型をとります。約1時間で終わります。
私たちのクリニックには専属の技工師がいます。本来の歯の形や色についてしっかりと希望をお聞きします。

インプラントと歯の連結部分を入れる

本番用の型をとってから5週間後に、インプラントと歯をつなぐ本番のジョイントを試して入れます。
私たちのクリニックの技工師は、患者様ひとりひとりに合う、ジョイントをつくるため、ワックスでていねいに型をとっています。既製品ではない、手づくりのジョイントです。
そして、それをキャドキャムという機械で読み取って、読み取ったデータをインターネットで、スウェーデンに送ります。しばらくすると、スウェーデンから、ジョイントが空輸されてきます。そして、インプラントにこのジョイントを連結します。約1時間で終わります。
このジョイントと人工の歯は、これまでチタンでつくられていましたが、2005年9月より、100%ジルコニアでつくられたものも導入しました。より審美的にすぐれていて、自然な歯に近くなります。

成城インプラントセンター
待ちに待った美しい歯をセット!

本番用の人工歯が完成したら、インプラント連結部分の土台の上に、歯を装着します。この人工歯も、100%ジルコニアでつくることができます。従来の金属より丈夫で見た目も一層きれいです。これはまだまだ日本で行えるところは数少ない方法です。
これで、歯の不都合に悩むことなく、天然の歯があったときとまったく変わらない生活を、自信をもって送ることができます。

当クリニックでは、一般の個人クリニックではむずかしい骨移植をともなうケースや全身麻酔の必要なケースにも対応できる態勢を整え、口腔外科医、歯科麻酔医、インプラント医によるチームアプローチを行っています。今まで大学病院や歯科医院で、「インプラントはむずかしいからあきらめてください」と言われた方は、ぜひご相談ください。

  • 1:歯をなくしたけれど、もとどおりの白い歯とピンクの歯茎を取り戻したいと思う方。
  • 2:交通事故等で歯、及び歯茎、骨をなくしてしまい、どこの病院に行ってもインプラントが無理だと断られた方。
  • 3:口蓋裂の方でインプラントを希望するけれども、腸骨からの移植でなく、口腔内の自分の骨のみの移植で日帰り手術を行って欲しい方。
  • 4:若年性アルツハイマーなどで入れ歯を入れることができないため、インプラント治療を希望する方。