インプラント治療

様々なインプラント治療法

当院では、患者様の歯と口腔の状態に合わせて、様々な術式を用いてインプラント治療を行っています。

一般的なインプラント手術

ジルコニアアバット+ジルコニアクラウンの例

インプラント体の上にジルコニアアバットメントをねじ止めし、その上にジルコニアの歯をセットします。単冠の場合とブリッジの場合があります。

単冠の場合
単冠の場合
ブリッジの場合
ブリッジの場合

特殊なインプラント手術

プロセラインプラントブリッジ

ジルコニアアバットメントに、直接セラミックを築盛した歯を、インプラント体の上にセットする治療法です。

プロセラインプラントブリッジは、ノーベルバイオケア製CAD/CAMを使用して製作します。

単冠の場合とブリッジの場合があります。

単冠の場合
単冠の場合
ブリッジの場合
ブリッジの場合

抜歯即時インプラント

抜歯即時インプラントは、歯を抜いたその日にインプラントを埋入する術式です。

患者様の歯と口腔の状態と条件が整えば、1日で手術が完了し、治療期間が大幅に短縮できます。

骨がある場合は、人工骨を入れる手術を行い、インプラントを埋入します。頬側の骨がない場合は、人工骨と吸収性のメンブレインを入れます。

骨がある場合

骨がある場合は、人工骨を入れる手術を行い、インプラントを埋入。

骨がない場合

頬側の骨がない場合は、人工骨と吸収性のメンブレインを入れます。

即時加重インプラント手術

1本も歯が残っていない方には「即時加重」インプラント手術を行います。「即時加重」インプラント手術は、インプラントを埋め込んだ当日に仮歯までつける手術です。

インプラントを入れた後、仮歯を入れるまでの時間は約1時間(個人の口腔状態によってかかる時間は異なります)。手術が終われば、すぐに「噛める生活」が送れるようになります。

即時加重インプラント手術の流れ

1
インプラント手術を行い、マルチユニットアパッチメントを装着します。

2
インプラント手術後に、仮歯をセットします。

3
ネジで留めます。

4
仮歯がセットされました。

5
レジンでネジ部分を捕集して完成です。

顎に骨が少なくなっている状態だから、インプラントはできないと言われた方も、あきらめないでください。

加齢、歯周病や歯根破折などが原因で、顎の骨が減ってしまった場合には、足りない骨を補った上でインプラント手術を行う必要があります。

当院では以下の方法で、骨が少なくなっている状態でも、しっかりとインプラント埋入を行い、手術を成功させています。

自家骨移植による骨造成

患者様ご自身の骨を足りない部分に移植する方法です。下顎の親知らずがある部分、下顎骨のオトガイ部、下顎枝などから、一部の骨を切り取り、顎骨の幅や高さが不足している部分に移植します。

切り出した移植用の骨をトリミングして、骨のない部分にスクリューで固定すると、移植された部分の骨が、少しずつ増えて新しい骨を形成していき、約6ヵ月後には、インプラント手術ができる骨の厚みになります(個人差があります)。

しっかりと骨が造成されていることを確認後、インプラント手術を行います。

歯根破折や歯周病で歯をなくした時に、骨の高さ幅も大きくなくなってしまってインプラントが不可能な場合、下顎枝から骨のブロックを骨欠損部に移植し、スクリューで固定。6ヶ月後、ブロック骨がしっかりとくっついた後、インプラントを埋入。

人工骨による骨造成

骨の足りない部分に人工骨を挿入して骨を造成する方法(サイナスリフト)です。自家骨と同じように骨が造成するまで待つ場合と、インプラント埋入を同時に行う場合があります。

サイナスリフト